紡がれる声

▼書込み 

01/01(Thu) 20:56
流れる


冷えている爪の先で、頬をなぞれば
私という入れ物の、りんかく

この冬も流れてまた、春を過ぎる

たゆたう緑も不動の銀白も
私がいるこの場所に変わりない

変わるのは
流れゆくのは、時

いつのまにか、きっと
置き去りの記憶が点在する道を
歩き終える

誰かと共にあった『生』を
振り返り、少しだけ惜しんで
別れを告げる

たったそれだけのこと。

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