小説†世界編†
□円堂VS鬼道
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十分撮影に成功した音無はオレに敬礼すると急いで逃げて行った。鼻血出てたけど……まぁいいや。つか音無って鬼道の妹だったのね…
そんな事をしていると大体皆が着替え終わったので、オレも慌てて着替える。ちなみに鬼道達のユニフォームは主に白だった。
円堂「何か……身が引き締まる感じだな!」
壁山「感無量っスー――!!!!」
何か壁山泣いてんだけど。こういうヤツなのかね。
木暮「おいおい…ユニフォームだけで泣いてたら、代表に選ばれた時に気が持たないんじゃない?ウッシッシ…」
綱海「青は海の色だ………気に入ったぜ!」
自分で着てみて、綱海は頷く。碧峰のユニフォームも青がメインだからオレも結構好きだわ。
吹雪「あぅ……恥ずかしいとこ撮られちゃったな…」
佐久間「……後で鬼道に言おう」
吹雪「ま、まぁ……これを着て世界の舞台でサッカーしたいよね!」
ヒロト「それにはまず、代表に選ばれないと…」
僅かに赤面していた吹雪だが、苦笑した後、話を逸らすようにそう言った。サーセン、主犯オレです。
染岡「オレは負けないぜ」
ヒロト「あぁ…ライバルとして競い合おう!」
染岡「おう!」
そんな話をしてる中、武方は色んな角度から自撮りしてるという。何だ、ただのナルシか。
飛鷹「…!……オレの…ユニフォーム………」
円堂「……こいつを着て、絶対世界に行くぞー―!!!」
『おぉー―――――!!!!!!』
エンブレムの辺りを押さえ円堂は瞳を閉じている。
やがて目を開くと、そう宣言し皆も声を上げ拳を上に突き上げた。
吏人「よっしゃ!やろうぜふぶきゅん!!」
吹雪「ふぇっ!?」
秋「ふぶきゅん…?」
ヒロト「……何で…吹雪くんのお尻触ってるの…?」
吏人「変態ですから」
ヒロト「いや、そんな胸張って言われても」