小説†世界編†

□円堂VS鬼道
2ページ/3ページ






十分撮影に成功した音無はオレに敬礼すると急いで逃げて行った。鼻血出てたけど……まぁいいや。つか音無って鬼道の妹だったのね…



そんな事をしていると大体皆が着替え終わったので、オレも慌てて着替える。ちなみに鬼道達のユニフォームは主に白だった。




円堂「何か……身が引き締まる感じだな!」



壁山「感無量っスー――!!!!」



何か壁山泣いてんだけど。こういうヤツなのかね。



木暮「おいおい…ユニフォームだけで泣いてたら、代表に選ばれた時に気が持たないんじゃない?ウッシッシ…」



綱海「青は海の色だ………気に入ったぜ!」



自分で着てみて、綱海は頷く。碧峰のユニフォームも青がメインだからオレも結構好きだわ。




吹雪「あぅ……恥ずかしいとこ撮られちゃったな…」



佐久間「……後で鬼道に言おう」



吹雪「ま、まぁ……これを着て世界の舞台でサッカーしたいよね!」



ヒロト「それにはまず、代表に選ばれないと…」



僅かに赤面していた吹雪だが、苦笑した後、話を逸らすようにそう言った。サーセン、主犯オレです。




染岡「オレは負けないぜ」



ヒロト「あぁ…ライバルとして競い合おう!」



染岡「おう!」




そんな話をしてる中、武方は色んな角度から自撮りしてるという。何だ、ただのナルシか。




飛鷹「…!……オレの…ユニフォーム………」




円堂「……こいつを着て、絶対世界に行くぞー―!!!」



『おぉー―――――!!!!!!』



エンブレムの辺りを押さえ円堂は瞳を閉じている。



やがて目を開くと、そう宣言し皆も声を上げ拳を上に突き上げた。






吏人「よっしゃ!やろうぜふぶきゅん!!」



吹雪「ふぇっ!?」



秋「ふぶきゅん…?」



ヒロト「……何で…吹雪くんのお尻触ってるの…?」



吏人「変態ですから」



ヒロト「いや、そんな胸張って言われても」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ