小説2
□闘いの終わり
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何故か爆発が起きてるこの地下から皆で脱出中でーす。何だよ、アクトが勝ったと思ったら急にさー。
左磁「くそっ!一体何だってんだ!」
吏人「大体ラスボスの城は崩れるもんですよ。これをガノン城の法則と言います」
ベジータ「アホな事言ってる場合か!」
桐生「初めて聞きました……」
黒川「つか何でガノン城?」
桐裂「一番記憶に残ってるからじゃない?」
走りながら皆でそう話す。まぁオレとベジータは飛んでるんだけどね。
てか何故黒川もいるかと言うと、逃げる時に桐裂たんと兎たんが残ってるヤツがいるがいるかもって言うから助けに来たのよ。で、そこで黒川とかたくさんのモブが気絶してたから起こしたワケ。
ベジータ「ふん、とんだ時間のロスだぜ……」
吏人「まぁお前が気絶させたヤツらが死んだら後味悪いだろ?」
ベジータ「チッ………」
アイリ「………!皆後ろ見て!」
ベジータが舌打ちした時、アイリが何かに気付いたらしく叫ぶ。走りながら振り返ると、後ろから青い光が近付いて来るのが見えた。
アクト「おーい!皆ァ!」
アイリ「やっぱり!アクトくんだよ!」
唐須「アニキー!よくぞご無事で!!!」
ベジータ「ほう、生きてやがったか……」
吏人「嬉しいくせにー♪」
ベジータ「なっ!?黙ってろ!!!」
『ガンッ!!!』
吏人「あばらっ!?」
横を飛ぶベジータの肘が脇腹に入る。めっちゃ痛いんですけど、こいつ本当に怪我してんの?
有希「おにーちゃん大丈夫ー?」
吏人「大丈夫だよぉおおお!!!おにーちゃん超元気!!!」
桐裂「………何なのこいつ」
ベジータ「馬鹿の世界チャンピオンだ……」
神代「………もう出口だ…」