小説2
□決意
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予想してなかった言葉に俺は変な声を上げる。そこに救急箱を持ってアイリと桐生が戻って来たので、俺とベジータは上着を脱ぎ手当てを頼んだ。
ちなみに俺がアイリ、ベジータが桐生である。
吏人「神代ってあの都城先輩だよね。で、どういう事すか?」
左磁「実はついさっき、その神代ってヤツが来てよぉ。そいつから色々聞いたんだよ」
こんな状況なのに相変わらずへらへらした吏人に左磁先輩は答える。まぁいつもの事だから何とも思わねぇけど。
及川「けど、何もされなかったんですか?」
左磁「あぁ、敵の話も少し聞いたが……神代はただ伝えに来ただけでよ」
フリーザ「伝えに…?それは何ですか?」
炎次「………オレ達に試合を申し込んで来たんだよ」
桐生「えぇっ!?」
ベジータ「ー―――ッ!?」
火野先輩がそう答えると桐生が高い声で驚く。その時、傷口に脱脂綿を押し付けられ痛みを堪えるベジータに俺は苦笑した。
鶴見「試合は明日世宇子中の室内スタジアムでやるらしい。朝8時に来い、だとさ」
小林「ったくよー……何で休みなのに学校より早くに起きなきゃなんねぇんだよ…」