小説2

□激闘
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真世宇子との試合後、ボク桐生兎はベジータさん達を探していた。闘っている場所は解るけど、その道は解らない。試合中だったからずっとモニター見てたワケじゃないからね。




桐生「この辺りでも闘ったみたい………ベジータさんと虚埜先輩はどこだろ……?」






毒島「………状況は?」



次の角を曲がろうとした時、聞き覚えのある声がして慌てて立ち止まる。息を殺しその先を覗くと、やはり毒島がいた。多分他の研究員さんと話してるんだと思う。



毒島「……何ですって?在原くんがやられた?………全く、何をしてるのかしら……わざわざあの方から与えられたエイリア石を使ってるのに…」



電話している毒島は少し苛立たしそうに話す。エイリア石………?何だろう…あの紫色の石、神玉の事かな?





毒島「………まぁいいわ。ブロリーさえいれば何も問題無いもの。彼ならザ・ジェネシスにだって入れる力があるしね」



何の事を言ってるか解らないけど、何か危ない感じはした。ボクは毒島の姿が見えなくなるのを確認して、再び先を急いだ。




桐生「ボクが…何か出来るとは思わないけど……!黙って見ていられないもん…!」
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