小説

□練習と料理
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円堂「風丸何話してんだろー?」



鬼道「さあな」



次の目的地、北海道に向け出発したオレ達。
その途中円堂が後ろの席のオレに話しかけてきた。
何故かと言うと何時もは円堂の隣に座る筈の風丸が居ないからだ。



円堂「けど風丸すげーなー。もう虚埜と仲良くなるなんて」



オレも頑張ろう!と何をかは知らないが、意気込む円堂を尻目に後ろの席を見る。

ちなみにその風丸はと言うと、一番後ろの席で壁山と例の新メンバー、虚埜と座って話している。と言っても見ている限り壁山は菓子を食べているだけだが。



いや、それより…





音無「それでですね…夏美さん!ちゃんと聞いてます!?」



夏美「え、えぇ…」



内容はよく分からないが先程から春奈はずっと虚埜の事を話しているようだ。
最初は虚埜の学校の事などを調べていたようだが、付き合わされている雷門が大変そうだ。


それにしても先程虚埜達と何があったか気になる。
本人に聞いたが「別に何も」と流されてしまった。


風丸や春奈にも聞いてみたが二人共その事についてはだんまりだった。




鬼道「虚埜亜狗斗、か…」



今度、しっかり調べてみる必要がありそうだ。
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