ブック
□地霊殿の姉妹の日常
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私は相手の心を読む程度の能力を持っている。だから私はほとんどの時間を一人で過ごしていた。以前は読書を嗜んでいたが、今では、本を書く事も嗜んでいる。
私はみんながお風呂から出るまでオリジナルの小説を書くのが日課になっている。
だから今日も小説を書く。みんなが出てくるまで書く。ひたすら書く。
そして、今書いているものは、エンディングが近い。もう少しで今書いているものが完成すると思うと、胸が高まる。
「お姉ちゃん、お風呂空いたよ〜」
こいしたちがお風呂から出てきたようだ。いつの間にかかなりの時間が経っていた。よっぽど集中してたんだな…
「わかった、すぐ行くわ」
私は着替えを持ってお風呂場へと歩いた。