遊戯王ZEXAL accelaidd
□第13話
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前回の遊離と浅倉の決闘から数時間後、辺りは夕闇に包まれていた。
遊離と藍沙はとある鉄橋に来ていた。そこは昨日藍沙が謎の決闘者『金色の牙』と決闘をした場所である。
遊離「ったく、昨日今日と決闘続きか‥‥‥。約束通り俺は来た!どこにいる、金色の牙!?」
‥…………しかし返事はない。
藍沙「周りに人がいる気配もないし‥……もしかして忘れられてる?」
「‥んなわけねぇだろバカ女」
藍沙「きゃあっ!!」
その抑揚のない不自然な声の主は藍沙の真後ろにいた。
金髪の長い髪をツインテールで束ね、左目には眼帯をつけている。
彼女の名は『金色の牙』
キバ「‥ナレーション、その名前で私を呼ばないで」
あ、はい、以後気をつけます‥…………((
遊離「随分と余裕のある登場だな」
キバ「‥ヒーローは遅れて現れるのがカッコいいと聞いた」
遊離「なら今すぐその考えを改めな、相手を挑発させるだけだぜ?」
キバ「…そんなことは関係ない……覚悟は出来てるのか?」
遊離「もちろん、お前を倒す覚悟がな!」
キバ「……いいノリだ。さぁ、始めよう」
キバの言葉を合図に、二人は互いにデュエルディスクを構えた。
遊離「望むところだ!生憎と、俺はかなり強いぜ!」
キバ「…あなたの全てを覗いてあげる」
「「デュエルディスク、セット!!」」
遊離「Dゲイザー、セット!」
キバ「………。」
「「(……)デュエル(!)」」