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コミックシナリオ(仮)

誰も信じられない。
私に救いなんてない。

私は  孤独だ。

−−−−−−−

クラスメイトが嫌いだ
 
  学校の担任がキライ

 親さえも信じれない。

暗闇だった。

 でも、私には音楽があったから。

私は、ピアノが弾くことが出来るから。

それだけで、

 それがあるだけで、

救いのない毎日もなんとかやりぬけていた気がする。

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感情のない日々は。
退屈だと感じていた時もあったけれど、
だいたいは、何も感じていなかった。

だって、ここに私の居場所はないから。

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シャカシャカシャカ

「…………」

「〜〜〜〜〜〜〜」

「…………」

「ねえ」

「…?」

「何聞いてんの」

「………ピアノ…」

「…ふーん」

「………」

↑無関心

男の子が通り過ぎていく

いつもどりに音楽を聴くだけ。

ーーーーーーーーーー


先生「はーい。今週から合唱コンクールの練習始めます。ピアノ弾ける子いますかー?」

しーーん(みんなが目を見あわせざわつく)

「誰もいないのー?…んー…じゃあ…
 秋元さん確かピアノやってたわよね。
 お願いできる?」

視線が痛い

断れるわけない

空気を 読 め

「………はい…」
↑(口元だけ書く)




最悪だ

この世から消えて無くなりたい

(後ろ姿立ち尽くす)


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ピアノの一枚絵


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「ピアノ」

「…」

「やってるんだね」

「…」

「うまかった」

どうして。また…私に絡んでくるんだろう
どっかいってよ…。


唇をかみしめる


教室から逃げ出す

「あ」

ーーーーーーーーー

先「はーい。さようならー」

ピアノの椅子にすわったままじっとしている

「あれ?秋元さん帰らないの?」

「………はい。まだちょっと練習していきます」

困った笑顔で

「そ、じゃあ鍵頼んでいい?」

「はい」

「じゃね」

「………………」


ダン

ピアノを叩く

「ッ…」

溜め息をつく

「やっぱり」

男の子登場

「⁉」

ハッ
 

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