Dream
□1.へるぷみー!
1ページ/5ページ
みなさん!!
私、篠谷蓮は今とってもピンチなのです。
だって・・・。
「ねぇー。お願いだよ。俺、キミのことほんとに好きなんだよね。だからさっ!!」
校舎裏に呼び出されたと思ったらこれだからね。
だれか助けておくれよぉー。
「いや、だから無理だってば」
何度言ったらわかるんだろう。
もぉー。部活があるんだってばー。
「部活あるから行くねー。私一応部長だし」
ったく。部活の時間が10分減ったじゃんか!
「・・・行かせないよ」
「は?」
そう言った瞬間男は腕をつかみ、私を押したをしやがった。
「嫌って言うなら、力ずくでも・・・!!」
男はニヤっとし手首を私の頭の上で固定し、馬乗りしてきた。
「っちょ。どいてよー・・・!」