小説辞典
【み】 2件
【ミスディレクション (みすでぃれくしょん)】
ミスディレクション
使用者: 黒子テツヤ/相田雫
もともとは手品師が使う視覚テクニックの総称
本作では「持ち前の影の薄さを利用し、他人の目を自分自身から逸らす黒子独自の技術」をこう呼んでいる。
この技術は相手側の慣れつまり時間が経てば経つほど効果が薄まる
試合では1Q(10分)で効果が薄れるがインターバルを挟むことで再び効果を回復できる。
その為試合にフル出場出来ないのがこの技の弱点である。
またコート全体を把握する鷲の目&鷹の目を持つ者には効果を成さず
雫の場合は原理はテツヤと同じだがダブルスになると相棒が強ければ強いほど最高潮になる
さらに無我の使いを使えばなおさらのこと黒子の場合は時間制限があるが
雫には体力の限界までだから1試合すべて使用することが可能
乾や柳などのデータテニスでどこに球を出すか予想は不可能である。
この技を使用するときは本人も消えるように見えるので相手は透明人間と戦っているような感覚
【ミスディレクションオーバーフロー (みすでぃれくしょんおーばーふろー)】
ミスディレクションオーバーフロー
使用者: 黒子テツヤ/相田雫
ミスディレクションが切れることによって初めて使える黒子の最後の切り札。
味方のプレイの瞬間に相手の視線を黒子自身に集めることで味方のプレイから相手の視線を外し
バニシングドライブと同様相手の反応を大幅に遅らせる。
ただしこの技はミスディレクションを切れさせなければ発動できないという特性上
試合終盤でしか使えない上に黒子自身に視線を誘導するのは長く持たず
そして試合が終われば対戦相手には二度とミスディレクションが通用しなくなるというリスクがある
応用で相手がシュートする時一瞬だけリングから相手の意識を外すといった使い方もできる。
普通のシュートにはほとんど効果はないが高速で動きながらシュートする相手には効果を発揮する
雫の場合はミスディレクションを切れさせなくとも切り替えが可能
黒子の場合はミスディレクションを使用できないリスクがあるが雫の場合は気配を消すことで復活させることができる
完全に気配を消すのでミスディレクションよりも確実に消えているように見えてしまう
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