ハピツリ短編

□君がくれた風車
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『ペチュニアー、』


「どうしたの?エリザ」


『これさっきマイムに貰ったんよ。2個あるから1つあげるね』




そう言って貴方から1つ、青い風車を貰いました。





『お揃いっすね!』







貴方はとても嬉しそうに笑いましたね。















『そう言えば最近、フリッピーに殺されてないんすよね!あたしラッキーくないっすか!?』


「そうね」




『どうしたの?ペチュニア。あたしの顔に何かついてる?』


「ああ…大丈夫よ」





拝啓 エリザ



前略









お元気ですか?




貴方と友達になってから早幾月が経ちますね。






貴方から貰った風車、今でも大切にとってあります。



これからも友達でいてください。











敬具




ペチュニアより























エリザとお茶会を終えたあと、ふとテーブルに飾ってある風車を手に取った。





風がそよそよと吹いており、からからと静かに回っているそれにペチュニアはふーっと息を吹きかけた。
























君がくれた風車


(たまにはこんなのもいいじゃないか)


(ペチュニア!手紙読んだー!こちらこそ宜しく!!)

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