ハピツリ短編
□君がくれた風車
1ページ/1ページ
『ペチュニアー、』
「どうしたの?エリザ」
『これさっきマイムに貰ったんよ。2個あるから1つあげるね』
そう言って貴方から1つ、青い風車を貰いました。
『お揃いっすね!』
貴方はとても嬉しそうに笑いましたね。
『そう言えば最近、フリッピーに殺されてないんすよね!あたしラッキーくないっすか!?』
「そうね」
『どうしたの?ペチュニア。あたしの顔に何かついてる?』
「ああ…大丈夫よ」
拝啓 エリザ
前略
お元気ですか?
貴方と友達になってから早幾月が経ちますね。
貴方から貰った風車、今でも大切にとってあります。
これからも友達でいてください。
敬具
ペチュニアより
エリザとお茶会を終えたあと、ふとテーブルに飾ってある風車を手に取った。
風がそよそよと吹いており、からからと静かに回っているそれにペチュニアはふーっと息を吹きかけた。
君がくれた風車
(たまにはこんなのもいいじゃないか)
(ペチュニア!手紙読んだー!こちらこそ宜しく!!)