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主人公→リン
―朽木隊長の懐の中身―

これは、とある日の一部屋での出来事

「………じゃあ、朽木隊長の懐の中身についての会議を始めるぜ」

部屋の中には

六番隊副隊長阿散井恋次

十番隊副隊長松本乱菊

五番隊副隊長雛森桃

三番隊副隊長吉良イヅル

の四名が円を囲むようにして話し合っていた


「ほんっとうに不思議よね〜懐の中身……」

「ああ…なんでも出てくるしな」

乱菊の言葉に恋次が同意する

「ていうかあんなに懐の中って入るものなんですか?」

問いかけるように桃がみんなの顔見渡した

その問いに乱菊は腕を組みあきれたように言う

「雛森ちゃん…それが入っているから不思議なんじゃない」

「そう、ですか……」


その場の雰囲気を変えるように恋次が切り出した
「………じゃ、じゃあ朽木隊長の一週間について振り返るぜ!」

それはここ一週間の2人の様子だった
『リン、飴でも食べるか?』
『ひゃっ!なんだよいきなり……まあ、くれるんならもらうけど……………(ボソッ)ありがと…』

『隊長……あれを貸してくれ』
『…リン、また忘れたのか?しかたがない、私のを貸してやる(ゴソゴソ)もう忘れるなよ』
『すいません…隊長、これで――』

「えっ?リンさんはいったい何を忘れたんですか?」
不思議に思った桃が問いかけた

「それがよ〜……枕だよ」

「「「(なんで枕を?)」」」


「うちの隊ではな、最近昼寝の時間があってなあ…」

「ひ、昼寝の時間!?!?」

聞いたことがないためにイヅルが目を見開かせ驚いた、そしてつぶやく

「…僕の隊ではそんな時間はないよ……そんな時間があったら仕事をしてるよ……うちも隊長がちゃんとしてくれれば…」

はぁ…
とみんなのため息が部屋に響きわたった

「なんか、みんなも苦労しているんだね…私の隊の隊長はしっかりしてるから、昼寝できるかな」と桃は真剣に考えだす

「私のところはちっちゃい隊長がいるから無理かしら……」
と乱菊がつぶやいているのを恋次は静かに聞いていた


「……なぁ、みんな…今日の議題って朽木隊長の懐の中身、だよな?みんななんかずれてねぇ?」


「いや、そ、そんなことないわよ、ねぇ雛森ちゃん?」

「そ、そうですよ阿散井さん」


そんな部屋の扉が急に開いた

そこにいた者とは?

来週に続く






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