『軌跡』

□散.生まれ変わった先は
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暗い暗い場所………

ここはいったい?


『ほぎゃぁぁぁ!!!!!!』

んっ?なんだこの声は?


「やっと生まれたわ!!!」

私とあなたの子よ?

と誰かが言い俺を抱き上げた…………って俺を?

俺はこれでも身長が高かったはずと思い手を見ると

そこにあったのは

紅葉のような小さな手?
えっ?これはもしや……

『あっばうっばあぅ!?!?(赤ちゃんになってるぅ!?!?)』


えっなんで?

なんでなんで!?

考えろ自分!

その疎ましかった頭脳を使う時は今だ!!!!


…………………………。

わっからねぇーーー!!!!!

………はっ!!まさか自分転生してきたんじゃ?

いやいや、そんな非現実的なことがあるわけ……

がな《いやいや、そのまさかなんですよ(笑)》い



えっ?今の何?

《そんなの神様に決まってるじゃないですか(笑)》


なるほど〜神様かぁ……

って違ぁう!!!!!

なんで神様(仮)がいるんだよ?
だいたい神様なんていう非現実的なものがいるわけがない


《いやいや、それがいるんだよ(笑)》




で、自称神様いったい俺に何の用ですか?

《あははっ、本当は知っているくせに?そんなこと言うんだ》

ねぇ?

月院 凛君?



……(こいつ一体何を?)

《何もしないよ?ただ君に会いたかったから》




で、本題に入ろうじゃないか?

《…………やっぱり知っているんじゃないか》


なんで俺はまた生まれてきたんだ?

《うーん…神様の気まぐれってやつかなぁ(笑)》

違うな

《あっバレちゃったかぁ………まあ、自由に生きてくれればいいよ》

…………わかったよ

俺は自由に生きてやるよ

《ふふっ、ちなみにこの世界はHunter×Hunterの世界だからよろしくね〜》

…………えっ?

Hunter×Hunterだと?


《じゃあ僕は消えるから
あっ!!

最後に一言

自分の役目、役割、使命
を果たして

それが君の存在価値でもある

じゃあね〜》


そう言い切り自称神様は消え去った



………自分の存在価値か

そう考えながら俺は眠りにつくのだった
 

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