短編or中編

□遥 微裏・・・w  完
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『あ、遥』

「。なーに?」

ちょうど家の前であったのは、近所、っというか、お隣さんの因幡遥。

私の好きな人だったりする。

『珍しいね?遥が一人で外出なんて』

「そこまでの外出じゃないよ」

『??どこいくの?』

「夢翔の家。」

いたずらっぽく笑う遥にキュンっときたりする。

「勝手に家に入るよ?」

『あ、待ってよ!』

私は、いつもこうだ

勝手にドキドキして
緊張して
意識して

なのに遥はいつも変わらない。

何も感じていないような顔

意識してるのって、私だけ・・・??

伝えたいのに

今の関係が壊れたらどうしよう

そんな思いが邪魔して、言葉にならなかった。

もしも、振られたら、もうこうやって家に来てくれないのかな?

もしも、付き合ったら、それからどう接していけばいいのかな?

わからないことだらけだ。
だから、余計に怖くなって

「夢翔」

遥に近づけなくなってしまうんだ。

『まって』
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