短編or中編
□笑って 完
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銀時Side
彼女と喧嘩をした。
悪いのは俺だ。
アイツを守れなかった。
天人に捕まったアイツを助け出したのは良い。
けど
それから一回も話してねぇ。
いっつも万事屋に来てたアイツは
姿すら俺に見せなくなっちまった。
何ですぐ助けてやれなかったんだろう
振り返れば後悔しか見つからねぇ
なにもしてやれなかった
あいつの
あんな泣いた顔・・見たくなかったのに・・・。
ーー
「ほぉ。良い顔した娘だ。こっちへ来い」
『!っや・・やだ!放して!!』
その時俺はトイレっつってその場には居なかった。
「お待たせ夢翔・・・?」
外に俺の愛する人の姿はみれなかった。
『銀時ィッ!』
遠くから声が聞こえる
周りがガヤガヤして聞きずらい。
消えろ!
雑音消えてくれッ
じゃねぇと・・
「夢翔ーーーッ!」
二度と会えない気がすんだよ・・・