キューティクル探偵因幡
□誰?
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それは、温泉の次の日の出来事だった。
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『あれ・・??ひろしー』
「ん?どした〜?」
因幡さんに連れられ、圭くんと優太くんもきた
「「「???」」」
見る限り三人とも???マークを頭に浮かべる。
それはある人物がいるから・・・。
「メガネを掛けながら寝てるッ!?」
「俺もたまにするぞ?うっかりしちゃうんだよな」
「やっぱそういうもんなんですか」
ソファでは気持ちよさそうに寝る、弥太郎さん。
・・・・
「ってそうじゃなくてッ!!!なんでここにいるの!?」
「そう!それ!!!」
「不法侵入ですね」
3人がそう話しているが
弥太郎は気にせず気持ちよさそうな寝顔をしている
『・・・』
思わず見とれてしまうような、綺麗な寝顔。
「?でもなんか気の流れ変ですよ?」
優太くんが不思議そうにそう問う。
「別人みたい」
「そう言われても俺らには全然わかんないよ?」
少しずつ近づいていく優太くん
『っあ!起こしちゃダメですよ??』
小声でそう言うと、優太くんはグッというポーズとウィンクをして
「だいじょうぶ☆ちょっと小突くだけだから☆」
っといってデコピンのフォームを指でやってみせる。
「ちょっとおしてみますかぁ」
しかし、優太君が繰り出したのは秘孔を突く構え。
「っよ」ッグ
「ッ!!」
「何か出たァァ!!」
優太君が秘孔を突いたと同時に何か出た
のが見えたきがする・・・。
「・・・!」
弥太郎さんは驚いたような顔をして、周りを見渡す。
「・・・??」
?を出しながら銃を構え、なにがどうしたのか
自分でも理解できないようであった。
「ビーフジャーキーあげるから、物騒なものをしまいなさい」
洋はビーフジャーキーを、圭くんは猫じゃらしを片手にそういう
「・・・。」
険しい顔をする弥太郎。
「怖くないよー」
『弥太郎さん・・しまってくれませんか・・・?怖くて・・』
そう夢が言うと、納得したように銃をしまった。
モリモリモリモリ
「どしたぁお前、まいごかぁ??」
ビーフジャーキーを食べさせながら、弥太郎に問う洋。
『・・・かわいい・・・』
弥太郎のビーフジャーキーを食べる姿につい出てしまった本音。