キューティクル探偵因幡
□弟探し・・のはずだ。
1ページ/4ページ
『・・ぅう。私もう寝ますっ!』
バフッ
「えっ?!ここで!?」
『はい。』
母の行動が余りに気に入らなかったのか、はぶてる彼女が可愛く見えるのは気のせいか・・
「因幡さん」
「んー?」
「ホントに寝ちゃいましたよ?」
「そうだなぁ・・」
「弟探しにいきましょう!もう六時ですしッ」
「でも夢寝ちゃってるし」
「担げばいいんですッほら!早くっ」
そしてそれから数分後
『なぁんでこうなったの?!なぜっ!?WHAT?!』
「お、落ち着いて!夢さん!」
『落ち着けるかァァアアアッ!』
だって気づいたらゴキブリホイホイの中にいたってなによッ?!
「あば・・暴れんなって」
『やーだー!』
因幡さんに背負われてたし
何で寝ちゃったんだろ?!もう最悪だよ!
「どんなアホ面が捕まったであろー」
ズゥゥゥン
「ギャァアアッ!」
そりゃ怖いよね。あけたらすげぇ顔した荻さんと因幡さん居るんだもん。
あと、超不機嫌な私もね