キューティクル探偵因幡
□すみません
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な・・・なんか・・
超気まずい・・・
そう思う中でなぜか、なぜか因幡さんにお姫様だっこされてながら脱衣所に立たされた。
『因幡さん?』
「ん?」
『どうかしたんですか?』
「はぇ?!い・・いや、体拭かないとダメでしょ?!」
『あ、そっか。』
裏返った声に笑いながら納得。
「俺が拭いてあげましょーか?」
『あ、じゃぁお願いします』
「え?エェェ?マヂかよ?!」
『はい』
何でこんな笑顔?!
天使じゃんッ
え?
触っていいのか?!
胸・・とか・・
この艶ある綺麗な髪とかァァアアッ!
え
俺壊れちゃうよ?
狼なわけですから。
食べるよ?いろんな意味で!
『髪をお願いします』
「・・はぃ」
ッだっよなぁ!
そうだよなぁ!
いじけてないぞ?!
ちょっと残念だなぁって思ったくらいだからな!
触りたかったぁとか
やらしい事とか一切考えてないからッ!