銀魂

□第9話 お昼寝
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『・・ぁれ・・』
今日は妙に目が冴える日だ。
『ん・・・んー・・』

寝返りを打つがいい感じの寝方が見あたらない。

『ぎんと』
「グー・・・」

だめだ。熟睡だなぁ・・・

軽い羽織ものを肩に掛け、外にでる

夜は思ったより涼しい。
空を眺めていたらいつかは眠くなるだろうと上を向く。


あ、首痛い
見るのをやめて、首を押さえる

「あれれ〜お気に入り発見」

『ぇっ』

振り返るとそこには

『か、むい?!』
「そー。せーかーい」

ぎゅっと抱きしめられた。

「何でこんな時間に外にいるの?物騒だなぁ」
『ぇ?いや、その、寝れなくて』
「不眠症?」
『今日だけ限定の、ですよ』

そうにこっと笑えば神威は目を少し見開いていつもと少し違う笑い方をした。

なんて言うんだろう
そう
愛しいかのような優しい笑み

『神威・・?』
「あぁ、ごめん。ぼーっとしてた」
『ううん、いいけど大丈夫?』
「うん」

「ねぇ」
『なに?』
「僕が寝させてあげようか?」
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