銀魂
□第7話 待ってッ!
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それは、私が港から帰った直後と言ってもいいほど、
すぐの事だった。
「このおなごがどうなってもいいのかァァァァァアアアッ!」
こんな状態になり、人質になってしまうとは・・
人質のふり。
だが。
それは私が歌舞伎町に帰り、鼻歌を歌っているときだ。
「夢翔殿ォォォオオオッ!」
前から猛ダッシュで走りながら叫ぶ
見覚えのある人物に自然と後ずさった。
そいつは、長い髪を振り乱しながら
「待てゴラ桂ァァァアアアッ!」
黒い服を着た人たちから逃げていた。
『やば・・!』
体の向きを180°変えて猛ダッシュ。
「エエェェェエッ!!ちょっと待ってェェェエエッ!!」