銀魂
□第五話 名前
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神楽ちゃんと一緒に歩いてたのはいいんだけど
「あ!姉御ォォォオオッ!」
【姉御】と呼ばれる人物を見つけたらしく、定春ともうダッシュ。
『ちょ!まッ・・・神楽ちゃぁぁぁあああん!』
その声は虚しく、人混みにかき消されていった。
『これから私・・どうしたらいいのよぉ・・』
誰にも聞こえないであろう
と思いだした心からの声だったが
「おい。そこのお前」
聞かれていたようです・・
『はははははいぃぃ?!』
「名前は?」
『え?』
これはいわゆるナンパ・・?!
「ちげぇよッ!・・ゴホン。お前、万事屋にいた娘だろ」
『っ!あ!たば・・あ、いえ』
思わず煙草吸ってた人
っと言おうとした口を押さえた。
「で」
『・・で??』
「名前」
『ッぁ!夢翔です』
「・・夢翔だな。覚えておく。」
『っあの!』
向きを180度変えて歩きだした彼を引き留める
「ん?何だ?」
『あなたの名前・・聞いてないです・・』