銀魂
□第四話 案内
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初めて夢翔にあったのは今日の午前だが、
気付けばもう午後。
『あたし、三日前に江戸に来たばかりなの』
「そうなんですか?!こんな不景気の中よくそんなに早く仕事見つかりましたね」
『面接と体力検査だけだったから何とか合格できたんだ』
「すごいですね・・僕なんて・・」
「ヘタクソなレジだったもんなー」
「うっさいわっ!あんたちょっと黙っとけよッ!」
「じゃぁ夢翔は歌舞伎町のこと何にも知らないアルか?」
『まぁねー』
「じゃぁ案内してあげるアルッ!いこ!」
『ホント?!うん!行くよッ』
「はいはぁい。ガールズトークにボーイズも混ぜましょうねー」
「そんなのガールズトーク言わないネ。かれい臭漂う汚い居酒屋トークアル。」
「いいじゃないですか!ガールにボーイが混じるくらいッ」
「変な臭い移るからあっち行って欲しいアル」
「化齢臭とかまだせんわァァァアアアッ!!」
神楽ちゃんと新八がそんなやり取りをしている中、銀時に手を引かれ
「行くぞ」
『はいっ!』
再び歌舞伎町の町に飛び出した。
「ちょっとぉぉぉおおッ!なに勝手に行ってるんですかァァァアアアッ」