銀魂
□第二話 銀とチャイナとメガネ
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はぁっはぁっ
結構走った。途中で家と家の間に入り、何とかにげ切れた私たち。
「大丈夫か?」
『はい。ありがとうございます』
走ってるときつまずいて転けそうになった
でもそんなとき、何回も銀髪の彼が手を引っ張って大丈夫か?
って言ってくれた。
そのお陰でもあり、私たちはこうして今生きている。
それだけでなんか不思議だった。
『私の家、もうすぐそこなんです。よかったらお礼させてくれませんか?』
「いや、お礼されるよーなことはしてねーっての」
『・・じゃぁ、お礼されていきなさい。』
「強制ですか?」
『当たり前です』
そう微笑んで銀髪さんの手を握る。
『っあ、すみません』
「別に・・・」(ちょっとぉぉっなにこの子ォォォッ超かわいいんですけどォォオオッ?!
思わず手ぇ繋いで恥ずかしいッ
みたいな?!
可愛すぎだろこの野郎ォォオオッ!)
照れたようにそっぽを向く銀髪さん。
『お名前、教えてもらってもいいですか?』
「え?!あ・・あぁ」(すみませんってそっちかィィィイイイッ!)
「俺は坂田 銀時だ。ねぇちゃんは?」
『秋晴 夢翔です』