銀魂

□第一話 恩人?
1ページ/4ページ

「それこっち持ってきてー」
『はいっ!』

最近バイトを始めた。
ただの荷物運び。
あの引っ越しのお手伝いみたいな。

「いいねぇ、夢翔ちゃんは」
「あぁ、癒されるなぁ」

その言葉は仕事場の男たちの口癖になっていた。

『あ・・っと』

バランスを崩して足元が狂う。
ドンッ

『あっ!ごめんなさいッ!』

「んぁあ、良いってことよ。頑張れよ。ねーちゃん」

『はいッ!ありがとうございますっ』

「ッ///」

「でたよぉ、夢翔ちゃんの殺人スマイル!」

「あぁ、ありゃあの男落ちたな」

ニッコリと荷物を持ちながらしていると

ドンッ
後ろから押された。

パリィン
『ッ!』

落とした荷物。
その中からガラスらしきものが割れた音

「だ・・大丈夫か?」

『・・ぅしよう・・・』

確か、お偉いさんの幕府への荷物。

それに傷なんてつけたら・・
切腹・・・
それどころじゃすまない・・・!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ