銀魂
□第一話 恩人?
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「それこっち持ってきてー」
『はいっ!』
最近バイトを始めた。
ただの荷物運び。
あの引っ越しのお手伝いみたいな。
「いいねぇ、夢翔ちゃんは」
「あぁ、癒されるなぁ」
その言葉は仕事場の男たちの口癖になっていた。
『あ・・っと』
バランスを崩して足元が狂う。
ドンッ
『あっ!ごめんなさいッ!』
「んぁあ、良いってことよ。頑張れよ。ねーちゃん」
『はいッ!ありがとうございますっ』
「ッ///」
「でたよぉ、夢翔ちゃんの殺人スマイル!」
「あぁ、ありゃあの男落ちたな」
ニッコリと荷物を持ちながらしていると
ドンッ
後ろから押された。
パリィン
『ッ!』
落とした荷物。
その中からガラスらしきものが割れた音
「だ・・大丈夫か?」
『・・ぅしよう・・・』
確か、お偉いさんの幕府への荷物。
それに傷なんてつけたら・・
切腹・・・
それどころじゃすまない・・・!