青の祓魔師×NARUTO

□第1話
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――

―――

シ「ハァッ!?異世界!!?」

『…まぁ、そうなりますね』

理事長室を去った後
同じ上一級祓魔師の霧隠シュラの元を訪れ、
先程までの経緯を話していた

シ「こりゃまたお前面倒な事に
巻き込まれたなぁ…」

『シュラさん
面白がってますよね』

ケタケタと酒を飲みながら
笑って言う先輩に冷たい視線を
送っている

シ「まぁ、冗談は置いといてだ

最悪の場合、死ぬ可能性すら
あるんだ…

それにあのメフィストの事だ
絶対、何か裏があるだろうな」

眉をひそめながら顔を歪める
シュラを見て視線を逸らす

それは肯定と取っていいという
事なのだろう

シ「…雪男にはこの任務の事
言ったのか?」

『…いえ、まだ』

凛華にとって雪男は尊敬対象
であり、憧れでもあり、
兄のような存在でもある

位は雪男より上だが
年齢のこともありプライベート
では雪男の事を"雪兄"と呼ぶ

普段クールで、プライドが凄く
高い凛華にとって唯一自分が
気を許せる居場所が彼なのだ

それ程大切な存在の人に
命懸けの任務に行くとは流石に
言いにくかったのだ

シ「だが、何も言わずに
行くと後が怖いからなぁ〜
雪男の場合は」

『…そうなんですよね』

以前、雪男の双子の兄・奥村燐
の魔神(サタン)の炎の制御で無茶
をしたときの゛ブラック雪男゛
(燐命名)は物凄く怖かった

『…やっぱりきちんと報告して
きます…後が怖いですし』

シ「にゃはは!(笑)
そうしろ、そうしろ」

頑張れよ〜
と既に酔っ払いながら手を振る
シュラに軽く殺意を覚えた


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