青の祓魔師×NARUTO

□第2話
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――

―――

キ「なぁ、紅先生
いったい誰を待ってんだ?」

紅「来たらわかるわ」

紅率いる第8班は異世界から
くる少女を待っていた

しかし紅以外はそれを聞かさ
れてはいなかった

しばらくすると漆黒の綺麗な
髪をなびかせた少女が現れた

『…お待たせして申し訳あり
ませんでした

上一級祓魔師の妃凰凛華です』

キバ達とそんなに年は変わらな
いであろうがどこか大人びた
少女にキバ達は目を丸くする

紅は表にはださずに冷静に
対応する

紅「火影様から話は聞いてるわ

私は夕日紅よ。

そしてこの子たちは私の部下で

犬塚キバ.油目シノ.日向ヒナタ

これから私達が火影様の所まで
案内するわ」

『よろしくお願いします』

折り目正しくきちんと礼をする

すると…

『!!』

バンッ!!

「「「「!?」」」」

紅の背後にいた悪魔
屍(グール)を銃で打つ

キ「な、なんだ!?」

シ「!?」

ヒ「大丈夫ですか…!?」

紅「え、えぇ…」

全く気配を感じなかった事に
驚きを隠せない紅達

『…さがってて下さい
コイツ等の始末は我々祓魔師の
仕事ですから』

まだ数体しる屍(グール)を
見据えると紙を4枚取り出す

『"稲荷神に恐み恐み白す
為す所の願いとして
成就せずということなし"!!』

すると風が巻き起こり
4体の白狐がでてきた。

ヒ「き、狐…?」

シ「これも忍術なのか…?」

キ「つーかコイツ等
においハンパじゃねぇ!!」

赤「クゥン…」

屍(グール)は臭いがきつい
悪魔なので臭いに敏感なキバや
赤丸にとってはキツい事この上
なかった

『"ふるえゆらゆらとふるえ…

たまゆらの祓"!!』

「グル゛ル゛ァァァ!!」

奇妙な叫び声と共に屍(グール)は消滅し始めた

ヒナタ「消えた…?」

キバ「す、すげぇ…」

呆然とただ先程まで悪魔がいた
場所を見る紅達

凛華は無表情のまま紙を破き
白狐を消すと紅達に無傷かを
確認する

『…怪我はないようですね

屍(グール)の魔障は時間が
たてば取り返しのつかない事に
なりますから、何かあれば必ず
言ってください』

冷静にテキパキと無駄なく話す
凛華に呆気にとられる紅達だっ
たがキチンと持ち直し気を取り
直して火影邸に向かった。




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