BOOK2

□しあわせ家族6〜中編〜
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「おかえり〜!!ベクママ!!」

 みんなで走ってげんかんまで行くと。


「わ〜!!!ベクママ、すてき〜!!」

 ベクママのかみのけがきれいなきんいろになっていた。


「おそくなって、ごめんね。髪の毛の色、久しぶりに変えたんだ!」

「ベクママ、すご〜い!!」

「変じゃない?」

 ちょっと、ベクママは、はずかしそう。

「ぜんぜん!!とっても、すてき!!」

 カイとセフナがベクママにだきついた。

「ありがと!パーティー終わったら、また、戻すからね。」

「え〜このままでいい!!」

 ディオは、ベクママのかみの毛をさわりながらいった。

「幼稚園の先生、ビックリするよ?」

「がっこうの先生もビックリするよね!!」

 みんなでわらって。



「あ、シウミンヒョン、遅くまでありがとうございました。」

「ううん。楽しかったよね〜?みんな、良い子だったし!」

「うん!!」

「あのね〜、あのね〜、シウミンヒョンがね〜!!」

 ディオが、ベクママのうでをひっっぱって、おはなししようとしたら。

「あっ!!しぃ〜〜〜!ナイショ!」

 シウミンヒョンがわらっていった。

「え〜〜〜??なに、なあに?」

「じゃあ、ベクママも、あとでしよ!!」

 ディオがいうと、ベクママは、にっこりわらって。

「うん!!やるやる〜!」

 ベクママはとっても、うれしそう。

 そんなベクママをみていたら、ボクたちも、とってもうれしくて。





 それから、シウミンヒョンにわがままいって、いっしょにばんごはんをたべてもらって、それから、みんなで、おしりもじゲームをして。

 そして、シウミンヒョンはタクシーでかえった。







「シウミンヒョンのサンドイッチ、おいしかったね♪」

「ね〜〜〜〜!!」

 みんなでおフロにはいりながら、おはなしをした。

「今日で遅くなるのも終わりだからね。」

「うん、シウミンヒョンもいってた!」

 ボクはかみのけをゴシゴシしながらいった。

「また、シウミンヒョンには来てもらって、「ありがとう」のご飯のご招待しようねって、パパと言ってたんだ。」

 また、シウミンヒョンには、あえるからねってベクママがいった。


 よかった!!また、シウミンヒョンとおしりもじゲームしたいもん!!

 すごく、たのしみ〜!!

 ボクは、シャワーで、かみのけをあらいながして、おふろにつかった。


「さ、あと、10数えたら、上がろっか?」

「うん!!」

 みんな、おふろからでて、パジャマにきがえて、おへやにいった。





「きょう、パパは?」

「遅くなるって。お仕事いそがしいみたい。明日の朝には会えるからね。」

 ベクママは、ボクたちといっしょにねていた。


「ベクママ、あした、がんばってね。」

「うん、ありがと、スホ。」

「ベクママ!!すきすきちゅ〜してあげる!!」

「ぼくも〜!!」

「ありがと、カイ、セフナ。」

 ちゅって、カイとセフナが、ちゅ〜をして。

 二人は、ぎゅって、ベクママにだきついた。


「ディオとスホもしてくれる?」

「「うん!!」」

 ボクたちもおきあがって、ベクママにすきすきちゅ〜をして。


「ありがと!!あした、がんばっちゃうね!!」

 にっこりベクママがわらった。

「おやすみ。」

 ボクたちは、おフトンにはいって、めをとじた。



 あした、ベクママとパパもいっしょにうたうんだって!!


 すごく、たのしみ!!



 あ、パパ、きょう、すきすきちゅ〜できなくって、ごめんね。


 あとで、ベクママにいっぱい、すきすきちゅ〜してもらってね。


 おやすみ〜パパ!!





 つづく……。
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