BOOK2

□しあわせ家族6〜中編〜
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※スホくんSIDE※


 ベクママがパーティーでうたうコトになってから。


 ベクママは、おうたをうたいながら、おうちのおしごとをするようになった。

 とっても、たのしそうな、ベクママ。


 ボクたちががっこうやようちえんに行ってるあいだに、おうたのレッスン行ってるんだけど、かえりがおそくなる時は、前に来てくれていた、シウミンヒョンが来てくれる。


 シウミンヒョンは、むかし、カイとセフナがあかちゃんの時におてつだいに来てくれたベビーシッターさん。

 ボクたちは、シウミンヒョンがだいすき。

 だから、ひさしぶりに会えてうれしくて。


 今は、ボクのしゅくだいを見てくれたり、ディオや、カイ、セフナのようちえんのおむかえに行ってくれたり、ベクママがかえりがおそくなる時は、ばんごはんを作ってくれたり。


 みんなシウミンヒョンがだいすきだから、すごくたのしくて。


 シウミンヒョンは、とってもおもしろいヒョンで、いっぱいおもしろいコトをおしえてくれる。

 ダンスもとってもじょうずで、カイやセフナはダンスをおしえてもらっている。



 今日もベクママは、おうたのレッスンの日で、かえるのがおそくなるから、おうちにかえったら、シウミンヒョンがいるからねって、あさ、ベクママがいってた。





「ただいま〜!!」

 がっこうがおわって、走ってかえって、げんかんをあけると、ディオが走って来て。

「スホヒョン、おかえり〜!!あのね、あのね、シウミンヒョンがね〜!!おしり、ふりふりするんだよ!!」

「????」

 ディオがわらいながら、ボクのうでをひっぱって。

 そしたら、シウミンヒョンがきて。

「おかえり〜!スホ!!面白いゲームしよっか?」

「ただいま、シウミンヒョン!!おもしろいゲームしたい!!……あ、そのまえにしゅくだい……。」

「スホヒョンは、真面目だね〜!!」

 よしよしって、シウミンヒョンがあたまをなでてくれた。

「じゃあ、おやつ食べて、宿題してからゲームしよっか?」

「うん!!!」

 みんなでキッチンへ行った。




「ベクママ、おうたのれんしゅう、がんばってるかな?」

 セフナが、クッキーをたべながらいった。

「うん!!今日が最後の練習だしね。あ、今日、ベクママが帰ってきたら、ビックリすると思うよ!!」

「………??なあに?」

 ボクたちが、シウミンヒョンをみると、シウミンヒョンはにっこりわらってウインクをして。

「それは、ベクママが帰って来てからのお楽しみ♪」

「え〜〜〜〜〜!!」

 なんだろ、なんだろ〜???




 おやつをたべおわって、ボクはしゅくだいをして。

 そのあいだ、おとうとたちは、おえかきをしてまっててくれて。

 シウミンヒョンは、ばんごはんにサンドイッチを作ってくれた。


 わ〜い!!ひさしぶりに、シウミンヒョンのサンドイッチだ〜♪



 そして、しゅくだいもおわって、シウミンヒョンもばんごはんのよういもおわったみたいで。


「じゃあ、おしりもじゲームしよ〜!!」

「わ〜い!!」

 みんな、きゃ〜きゃ〜さわぎだして。

 あ、ディオがさっきいってたゲームのコトかな?


「今から、おしりで何かの字を書くから、何て書いたか当てるんだよ?」

 そして、シウミンヒョンが、おしりをフリフリして、じをかいた。

 すっごくおもしろくて、みんなでわらいころげた。

 シウミンヒョン、おもしろすぎるよ〜!!

 カイやセフナや、ディオも、まねっこして、おしりで、ハートとか、ホシをかいたり。


 みんなでわらっていたら、「ただいま〜」って、ベクママのこえが。
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