召霊騎士

□1章 少年時代4
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その夜父上に手紙を出し
了承を得たが一応朝話し合う事が決まった



そんなこんなで
今朝バルコニーでは家族会議?為るものが行われていた。
『なるほど分かった
行ってくると良い
ただし
母さんや他の人に迷惑を掛けるなよ』


やっぱ父上も甘いよなぁ
『それとメイル』
『はっはい』
『頑張れよ』
『はぁ、はい』


あざまーす
というか云われんでも頑張りますよ。
何たって姉さん方の頼みですから
それに母上の睨みも有りますから

…処変わって馬車内…

てな感じで気を取り直そうとして居る訳です

まぁ二人が嬉しそうなのでとりあえずいっか

っとそんな事よりロマリアに折角行くならば
銃を見ておきたいな
あわよくば
手に入れたいし
確か名前はSIG SAUER P220だったはず
自動拳銃だしそこそこの知識もあるから
錬金で銃身、弾やマガジンを作れるかも

あとは複製を作って才人に渡せば良いや

あとスキルも試しておきたいしね

〜カリーヌside〜

何か考えているようね
良からぬ事で無ければ良いけど

まさかロマリアを敵に回すようなことを
しなければいいけど

まだまだメイルには何か在りそうね

〜side out〜

〜エレオノール&バカ姉(ルイズ)side〜

何か二人とも物思いに耽ってるわね
そうね姉さま

エの視点
百歩譲って母様は分かるけど
メイルまで何だかアイツが年上みたいじゃない
ムカつく
なんなのよ

此方の視線に気づいたのか
此方に顔を向けた

『どうかしましたかエレオノール姉さん』

なんでもないわと素っ気無く返したら

そうですかと素っ気無く返された。

なんなのよ
やっぱりムカつく
一言言わないと

ルの視点
なんだか姉さま凄く怒ってる
メイルいったい何をしたの
というかメイルは何を考えているの
真逆
……姫様あり得るわ
本意を知らなければ


『『メイル』』

〜side out〜


『『メイル』』

なんですか二人とも
一人は興味津々な顔してるし
一人はめっさ怒ってるし

『まずエレオノール姉さんなんですか』

『あんた何で大人ぶってんのよ』
『はぁ、
別に大人ぶってる心算無いですけど
というか此れが地です』
へっと云う間抜けな反応を他所に
『ルイズ姉さんなんですか』

『メイルあんた姫様の事如何思って居るの』
『はぁ、
別に何とも
強いて言うならトリステイン王国の姫様と云うか事ぐらいですよ』
今回二回目のへっと云う間抜けな反応

『そんな事よりそろそろ着くみたいですよ』
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