召霊騎士

□1章 少年時代
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『本気で来なさいメイル!!!』

さもなければっと云う、呟きと殺気を感じ、俺はあれを使うことにした。



『抜剣覚醒・「果てしなき蒼(ウィスタリアス)」』
と叫んだ俺を凄まじい光が包んだ



…………………………




光が消え、其処には右手に蒼剣を構え、ブロンド色の男子にしては少し長い髪が艶の在る白髪へ変色させ凛と立つメイルの姿が在った。

『行きます!!』
そう高らかに宣言した






戦いは熾烈を極めた




見えない風の刃と異様な魔力を放つ蒼剣がぶつかり合い、
偏在が放つエアカッターを見切と魔抗を使い防ぎ、
風の騎士に向け覚醒剣・蒼穹無限に放つ。


『やりますね』と笑顔で言い放つ母に対し、
『母上こそ』と息を上げ苦痛で顔を歪め言う息子であった。





〜カリーヌside〜

本気は出してはいないもの正直此処まで出来るとは思っていませんでしたよ。


『やりますね』

そう笑顔で言うものの魔力を半分は使っているのでキツイですね。
あっちはまだ魔力が残ってそうですね。


これからの成長が楽しみです。


だけどこれで終わらせますよ。

〜side out〜



〜メイルside〜

強すぎるだろ母上、仮にも抜剣覚醒してるんだぜ。

『母上こそ』

魔力は残っているものの体がついていかないなぁ〜(泣)
もう少し鍛えよ。

っん?
魔力が目に見える位母上から出でいる様な、
俺死亡フラ建った?

こうなったら自棄だ。
フラグなんかへし折ってやるよ。

〜side out〜
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