short. REBONE

□you don't notice
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あの日は
偶然にも信号がすべて赤で
踏切も貨物列車のせいでなかなか開かなくて
道を訊ねられたりで


人生初の遅刻をした










「どうしよう…」

閉まってしまった校門のまえでおろおろしていると

1人の男の子が近づいて来た



「遅刻するなんていい度胸だね」

「ひ…雲雀さん…」


並盛最強の男
風紀委員長の雲雀恭弥だった


「…これには訳があって!」




雲雀さんは遅刻に厳しいと聞いた事があったから、必死で言い訳をした



でも




「しってる」


「…ぇ?」




彼は門を開けてくれた

そして
動けないでいる名前に


「一限目数学でしょ?
急がないと授業わからなくなるよ」


と言い残し
校舎へ戻って行った












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