white flower


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俺は今名前様と標的の所へと向かっている




所在がわからないなんて嘘だった



しかもそこには既に
標的が護衛を集めて待機している




俺たちはわざと彼女を傷つけようとしていた







『くそッ!なんなんだあの女は。入隊試験を受けただけで幹部だと⁉』

『XANXUS様のお気に入りだろ?』

『知ってるか?今までの任務すべて1人で行ってるらしい。あらかた自分じゃ倒せねぇから他の幹部に変わってもらってるんだろうよ。本当は弱いのをばれたくねぇんだよ』

『ヴァリアークオリティが泣けるぜ』

『本当に俺らより強いのかよ』











そんな不満が溜まった俺らは行動にでた


指令を受けてすぐに匿名と逆探知不可の電話を使い標的に知らせたんだ


そして



侵入したらすぐに俺らは彼女を見捨てる事になっている











卑怯だ

わかっているけど

この嫉妬はおさまらないんだ




ヴァリアーの名を汚しているのは俺たちなのに








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