white flower
□7
2ページ/7ページ
「よし…着いた」
あのあとすぐに用意をして、3人の隊員と共に標的の屋敷の近くに向かった
「名前様」
「…あの。"様"とかつけなくて大丈夫です。私の方が年下だし…」
「いえ。そういうわけにはいきません。
あなたはきたばかりで、しかもその年で幹部になられているのですから」
…はぁ
私は知っている
これが嫌味だということを
昔から人の顔を伺って生きてきたから、ボスに連れられて来たときから視線がおかしいとは思っていた
それが最近になって顕著になった
常に視線を感じるし、低レベルな嫌がらせも受けた
ベルのイタズラはもっと高度だからよくわかる←
でも気には触らない
きっと立場が逆なら私も同じ事を思うから
「改めてですが任務を確認させていただきます」
でも一緒に仕事をするのは気がひけるな…
「標的はボンゴレに危害を加えようとしているこの男のみです」
「ん」
「問題は男の所在がわからない事なのですが」
「部屋の感じからして…この2部屋のどちらか…かな」
標的の特徴、性格から今いる場所を推測する
「二手に別れますか?」
「そうね」
名前は1番年の若い隊員と共に南側の部屋へと向かった
.