short.ONE PIECE
□ばーすでい
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朝、起きて甲板に行くと
珍しく名前がいて
なぜか恥ずかしそうに
俺を呼んで
甲板の先端に連れていかれた
「どうした?名前?」
「あのね…」
「?」
少し下を向いて考え込む名前
不思議に思った
オレはそっと顔を覗き込んだ
その先はオレが予想もしてない事で
名前の顔がそっと近づいて
柔らかい彼女の唇が
オレの唇に触れた
「誕生日…おめでとう//」
そう言って走り去る名前
をオレはただ見送るしかできなかった
『サッチ…なんだあれ』
『ん?あぁ。
エース誕生日だろ?
名前に何が欲しいのか聞かれたからさ…
【名前からのキス】って教えた』
『なるほどな』
『あいつ生きてんのか?』
『ま。一番喜ぶプレゼントに変わりはねぇよ』
『笑いすぎた』
『サッチお前…逃げといた方が良いんじゃないか?』
『ん?』
正気を取り戻したエースが
ニヤつくサッチを見つけるまで
あと1秒…
happy birthday ace*
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