white flower


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中に入り数分歩くと
大きな広間の様な所へ出た


「あれ?ボスじゃん」

「むむ…誰か連れてるね」

「ゔぉぉい!!
急に出て行ったと思ったらなんだそのおんn(パリーン


…花瓶がクリーンヒット☆←


「(大丈夫なのかな?)」

「うるせぇ」


そう吐き捨てて
おそらく彼専用であろう大きなイスに腰掛けた


「そいつはボンゴレから連れて来た」

「へぇー。ボスのお墨付き?」


ティアラをかぶった
前髪の長い少年が名前の顔を覗き込む

「(なんだ…
普通に可愛いじゃん♪)」

「苗字名前…です」

「俺王子だから♪ししっ♪」

「王子?」

「ちょっとおかしい子だからほっといて良いよ」


カエルを乗せた赤ん坊が
そう言って近づいて来た


「彼はベルで僕はマーモン。
ボスが認めるくらい強いんだったら、仲良くなってた方が得だね」


「王子の自己紹介までしやがって…マジうぜー」



「(9代目が言っていた通り変わった人が多いのね…)」

ベルとマーモンの他にも

スクアーロ、ルッスーリア

この4人がヴァリアーの幹部だと言う事も教えてくれた


「あと1人は今出かけてるのよ〜
名前ちゃんは会わない方が良いかもしれないわね〜」

「?」


そんなに怖い人なのかな?



「ゔぉぉい!
こんなに急に連れてきやがって
適性試験どうするつもりだ?」


「明日連れてけ」


「ししっ♪ちょー適当♪」

「適性試験?」

「その名の通りヴァリアーにふさわしいかの試験だね。
色んなタイプがあるけど君は実技だと思うよ」


試験かー

ボンゴレから出た事はなく
学校にも言ってなかった名前は試験と言うものを受けるのは初めてだった


「ちょっと楽しみだな」

そうボソッと呟いた




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