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□隠してた想い【ミョンヨル】
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ソンヨル「ミョンス〜、疲れたー」
ライブが終わった途端、
俺の気持ちも知らずに子犬のように抱きついてくるメンバーのソンヨル。
ミョンス「抱きつくなよ・・・あっちーなー・・・」
クールな素振りをして、心臓のドキドキという音がバレないように、抱きついているソンヨルを振り払う。
俺はこんなにドキドキしてるのに、何も知らず平然としているソンヨルを見ていると少しムカっとする。
・・・・なんで気づかねぇんだよ・・・。
ソンヨル「なんだよーつれねぇなー・・・・・おっ!イ・ソンジョーン」
楽屋に戻ってきたソンジョンの姿を見つけると、ソンヨルは俺からサッと離れソンジョンの方へとかけて行った。
ソンジョンと楽しそうにじゃれているソンヨルを見ていると胸がチクチクと痛む。
ソンヨル「・・・・・なに?・・・ミョンス・・・どうしたの?」
ソンヨルの言葉にハッとして自分の手を見ると自然とソンヨルの手首を掴んでしまっていた。
しまったと思ったときにはもう遅かった
ソンジョンは「・・・・ミョンスヒョン??」と不思議そうな顔で俺を見上げる
ソンヨルはというと、楽しそうに「なになにー、ヤキモチー?!」と無邪気に笑っている
ミョンス「・・・・ちょっと来い」
俺の気持ちにちっとも気づく様子がないソンヨルに耐え切れなくなったミョンスはそのまま手首をつかみトイレへと連れて行った。
ソンヨル「・・ちょっミョンス?!・・・なんだよ!」
動揺しているソンヨルを片目に、ミョンスはトイレの鍵をかける。
ミョンス「ねぇ・・・俺の気持ち知っててわざとやってんの?」
ソンヨル「え・・・な・・何の・・・ことだよ」
ここまで言ってもまだ理解のできていない様子のソンヨルに多少呆れながら小さく囁やく。
ミョンス「・・・だからさあ・・・・・お前が好きだってこと・・・」
それを聞いたソンヨルは、ミョンスにいきなり熱いキスをした。
ミョンス「・・・・っ!?」
思いもよらぬソンヨルの行動に戸惑いが隠せない様子のミョンスは慌ててソンヨルから離れた。
ミョンス「・・・おま・・っ」
ソンヨル「ミョンス・・あのな・・」
ソンヨルはミョンスの言葉をさえぎるように続ける。
ソンヨル「実は・・ずっと前からお前の気持ち・・気づいてた・・・・だけど、なんか意地悪したくなっちゃって・・・」
照れ笑いをしながらサラサラとしたミョンスの髪をそっと撫でる
ソンヨル「ごめんな・・・・。なあミョンス・・・お前は俺のこと―・・・・・」
ミョンス「・・・ああ、好きだよ・・。知ってんだろ・・」
今更ながら照れているミョンスにソンヨルは二度目のキスを落とす
ミョンス「・・・んっ・・・・ん・・・」
まさかこんな展開になるとは・・・
そんな事を思っていると不意に口の中にぬるっとした暖かいソンヨルの舌が入ってきた
ミョンス「んんっ・・・はぁっ・・・んぁ・・」
ソンヨルの舌を受け入れるようにミョンスも舌を絡める。
そんなミョンスにソンヨルは嬉しそうに目を細める。
二人「・・・あいしてる・・。」
引き寄せらせるようにぎゅっと優しく抱き合いながら、ソンヨルとミョンスは甘くささやきあった。
‐‐‐‐‐‐‐END‐‐‐‐‐‐‐
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