進撃の巨人
□ショタは別格?
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〔ショタになったエレンくん〕
いつもと変わらなかった。
そう、ペトラに知らされるまでは---
「大変です!兵長!」
「何だ?騒がしい」
「あっ!すいません!でも、エレンが!」
「あ?アイツまた何かしたのか?」
朝から迷惑な奴だ。一発殴ろう。
そうだそれが一番手っ取り早い
「いえ、そういう訳では無いんですが..なんと言うか。とりあえず来てください!兵長」
「チッ」
めんどくせぇ
〜エレンの寝室(地下室)にて〜
ドカッ!
俺は地下室の扉を壊れない程度にブッ蹴ったと同時に怒鳴り上げた
「おい!エレン!!今度は何してんだ!!」
視線を古びたベットに向けた
ベットの上には誰かに良く似ているガキが驚き、目を見開いて涙をいっぱいにためてこちら見ている
「うぇ?へっへいちょぅ!おはようございます!それと、もうしわけございません!」
あ?何だこのガキ。良く見たらエレンに似てないか?
「っ、兵長歩くの早いです」
「ペトラ、こいつは何だ」
「あの!へいちょう。しんじてはもらえないとはおもいますが、エレン・イェーガーです」
......あ?何で小さくなってんだ?
「私が呼びに来た時には、エレンは既に小さくなっていてパニック状態でした」
状況説明は後でキッチリ聞くとして、俺だけではどうしようもなさそうだ
「...ペトラ。ハンジを至急連れて来い。エルヴィンには緊急連絡をしろ。ただし極秘だ。エレンの事がバレねぇ様にしろ」
「はい!」
ペトラは忙しく地下室を出て行った
「あの〜へいちょう?」
「チッ何だ?」
本当はリヴァイも困惑して居るが表に出して無いだけだった
エレンを良く見ると小さくなって可愛さが増しているし、言葉使いも子供らしく呂律がちゃんと回らない様だった
「おれはいつになったらもどれるんでしょうか?」
「エレンよ。お前の体を俺が必要以上に知ってると思うのか?」
「いいえ。すいません」
エレンは先程からずっと涙を堪えている涙腺まで子供に戻ってしまった様だった
エレンと目が合うと撫でたいと思ったのは気のせいだろうか...いや触れたい。ほっぺたをツンツンしたい
「...エレンよ」
「はい?なんでしょうか?...へいちょう?」
もう、我慢の限界だ...