青の祓魔師

□愛らしい娘 完
1ページ/1ページ


ある日__

可愛らしい後ろ姿...
その腰辺りには真っ黒い尻尾が左右に揺れている

ホンマに可愛らしい。

「りーんーちゃんっ!」

俺は後ろから飛び付いた

「うぉ!」
「ビックリしました?」

燐は腕を優しくほどき向かい合わせに立った
彼女の目はスカイブルーで本当に綺麗で強さがある

全て見通されとるみたいで隠し事なんてできひん。

「廉造、ビックリするに決まってんだろ!それに転けそうになったぁ」

頬をふくらませながら訴えてくる姿は迫力なんかなく愛らしい

あかんっ!今の顔は最大級にニヤけとる。

「せやかて燐ちゃんが可愛らしいから飛び付きたくなったんですぇ?」

これは素直な気持ちやから。

「...///か、可愛いとか言うなよ!恥ずかしいだろ!」

え?燐ちゃんが...デレた...うぉぉぉぉぉ!!!レアやレアや!!可愛らしい可愛らしい可愛らしいぃぃぃ!!!

「燐ちゃん...その照れ顔...」

ヤバイで理性が効かへんなっとりますわ。

「え?なんだ?聞こぇ
「反則やぁぁぁぁ!!!」
‐‐‐わぷっ!?」

燐の肩がはねあがったり
廉造は勢い良く抱き付いたのだった



(もう離さへんっ!)
(いや、離せよ?)
(いやや、りんちゃんの可愛いのが罪なんやぁぁぁ〜!!)
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ