黒子のバスケ

□玲央の話...
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みんなを待っていた時だった...

『あっ!レオちゃん部活帰り?』
「 名前ちゃんじゃない。そうよ、部活帰りよ」

この子は同級の 名前ちゃん他校生なんだけどね。仲良いの

『お疲れ様、じゃあ直で帰るの?』
「いえ、特には決まっては無いわ」
『う〜ん。じゃあさ、これから少し遊ばない?』

名前はキラキラの笑顔を向けた

「あーそうしたいのは山々なんだけれど今友達を待っていて...」
『え〜、そうなんだ...残念...じゃあまたこ--』
「レオ、お待たせ...ん?誰だ」
「あっ! 名前だぁー!」

小太郎が 名前に抱き付いた
小太郎が1人ペラペラ喋ってるだけ
あーうるさいわね

「征ちゃんは初めてよね紹介するわ、この子は 苗字 名前ちゃん」
『初めまして、よろしくね』

名前は綺麗に笑った

「この子は赤司征十郎。私達の主将よ」
「ん?赤司どうかしたのか?」
「..なんでもない」

赤司はそっぽを向いて答えた
それを見た 名前はレオに耳打ちした

『..嫌われちゃったかな?』
「あの子ちょっと気難しい性格してるのよ、だから気にすることは無いわ」
『うん...そうする』

最近気付いた事がある
名前ちゃんが他の奴と話しているとイライラすること

『あー!赤司君ってオッドアイなんだねっ!生で初めて見た!』

一瞬空気が凍った
レオは 名前に耳打ちをした

「 名前ちゃん、それ征ちゃんには禁句」
『え?なんで?こんなに綺麗なのに...嫌がる必要無いと思うんだけどな...』

征ちゃん凄く驚いた顔してる..?

『あっ、えっと..ごめんね!私の発言で気を悪くしたなら、本当にごめんね!』
「フッ、いや。初めて言われたから驚いただけだ」

征ちゃんが笑った...ありえないわ

「赤司が笑った...?信じらんねー」
「失礼な奴だな、僕だって笑うさ」
『じゃあ怒って無いの?』
「あぁ」

征ちゃんが微笑んだ...本当にありえない
鋏でも降るのかしら!?

「赤司が微笑んだ...赤司、病院行く?」
「小太郎。早く死にたいか?」

小太郎は頭を勢いよく横に降った

『じーーーー』

赤司は正面からの視線に耐えられず目を合わせた

「なんだ...」
『いや、本当に綺麗な目だなぁって思って、それに少し猫目だよね?きれー』

赤司は黙った
征ちゃん耳が少し赤い...イライラする。私にもあんなにキラキラの目で見て欲しい

( 名前ちゃん...)
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