月の光 太陽の影

□想いの行方(製作中)
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想いの行方
       みづほ作



「あっ、ああっ…先輩 だめぇ…」

唇を塞がれて舌を絡めとられたまま、

まだ潤っていない花芯を激しく愛撫される。

軽い痛みを伴う聡の愛撫に底知れない恐怖を感じ、

美希は必死に逃れようと聡の胸を叩いてみる。

「藤原どうしたの?

キスが激しすぎたから息が苦しかったの?

藤原は可愛らしいのに淫らでたまらないな」

聡は甘い声で耳元で囁き、

艶のある笑顔で美希を見つめているが、

その瞳は少しも笑っていない。

その作り物のような綺麗な笑顔に恐怖さえ感じている美希。

心は恐怖を感じていても

身体は慣れ親しんだ聡の指先に敏感に反応し、

美術室に濡れた水音と乱れた二人の呼吸音が響く。

遠くで体育の授業中のホイッスルが聞こえる。

「ああっ・・・はあっ…やあっ…先輩やめてぇ…」

美希は乱れた吐息の合間にそう叫んで

必死に身体をずらそうとするが、

足を大きく開かれ、膝裏を押さえられているため

抵抗さえできずに、大きな瞳から涙を零した。

聡はそんな美希を満足そうに見つめ、

美希から溢れ出した蜜を舌先で執拗に舐めとると、

ニヤッと笑った。

「だめだよ。藤原も僕もこんなに感じてるんだ。

もっと気持ち良くしてあげる」

聡は不敵に笑うとすっかり大きくなったものを

美希の中にねじ込むように挿入してくる。

「やぁっ、先輩やめてぇ…」

美希は必死に逃れようとするが男の力にかなうはずは無く、

激しく揺さぶられ、痛みと切なさに涙が頬を伝った。
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