夢の扉
□黒と青
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「腹を出して昼寝するなNoName。」
なんて言って私を起こしたのは
ダークライだった。
「んんー…おはよー」
「よ、起きたかー」
「あ、ラグラージ。おはよ」
「おい、手を洗ってこい。」
「?なんでー?」
「クッキーを作った。
NoName、食べるといい。」
「俺の分は?」
「しょうがないから作った。」
「さっすがー」
ダークライはお菓子作りが得意で
ラグラージは力仕事が得意。
どうやらNoNameが寝ている間に
ダークライはクッキー作り、
ラグラージは
本棚の整理をしていたのだろう。