好きかも。

□三章
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「仮でそんなことまでしなきゃいけないんですか?」

「当たり前。だいたい俺とデートできるっていうんだから喜べよ?」

「ふっ…誰が。」

私は鼻で笑った

「おい…そんな態度取ってんならこればらまくぞ?」

先輩は手に携帯を持ち画面をみせた。

そこには私が転んだ時にスカートがめくれてお気に入りのくまさんパンツが見えてしまった写真があった。

その時は人がいなかったから良かったと思っていたけど…

「どどど…どうして!!」

「あんな派手に転んで高校生でくまさんパンツをはいてるやつなんかみたことないし、面白かったから撮った。」

「面白くなーい!!!」

「とにかく、お前が俺に逆らったらばらまくから。」

「う…鬼畜!卑怯者!」

先輩は笑顔で携帯の中の写真を見せながら

「ばらまくぞ?」

といった。

「うぅ…」

「行くぞ」

悠斗先輩は私を強引に引っ張った。
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