好きかも。
□一章
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そこでもう一度悠斗先輩とやらの顔をみた。
するとどこかでみた顔だと思った。
まあ一緒の学校ならどこかですれ違ってもおかしくないのだがその顔はここに移動するまでに見た顔だから記憶の中に残っていたのだ。
そう、私がぶつかったのは悠斗先輩だった。
「あ…」
「ん?どおしたの?」
「いや、さっき移動する時にぶつかっちゃって…」
「悠斗先輩と!?」
「う、うん…」
「えぇぇぇえええ!!」
さくらの大きな声にビックリする。
「めっちゃ羨ましい!悠斗先輩とぶつかったんでしょ?超萌えシュチュエーションじゃん!!」
「も、萌え?」