企画他
□王様なんか居らん方がええ。
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「王様ゲームでもやるか」
GW合宿最後の夜。
オサムちゃんが発した、この一言から王様ゲームがスタートした。
因みに、場所は3年2組の教室である。(机を端に寄せて布団を敷いて寝場所確保してます。)
小「ほな、王様ゲーム始めるでぇ!」
ユ「王様の命令は絶対や!ちゅーことで、早よ引け!」
謙「お前らが仕切るんかいっ!ちゅーか、準備良過ぎやろ!」
率先して仕切り始めた小春(割り箸を人数分手に持ってる)とユウジに謙也が躊躇なくツッコむ。
光「なんや色々面倒そうなんで…俺、もう寝てもええですか。ええですよね」
謙「自分、お子ちゃまかっ!今9時やで!寝るにはまだ早過ぎるやろ!」
携帯を片手に布団に潜ろうとする財前。教室の時計を指差し、透かさずツッコむ謙也。
蔵「今日もツッコミ冴えとるな、謙也。寝たらあかんで、財前」
その光景を微笑ましく傍観している白石。
光「部長命令ならしゃーないっスわ」
蔵「ん、ええ子ええ子」
財前の頭をよしよしと撫でる白石。(母と子の様である。)
光「部長、くすぐったいっスわ…」
謙ユ小(((むっちゃ嬉しそう!)))
小(はっ!ユウ君、私ええこと思いついてもうた!)
ユ(ん?なんや、小春)
小(この王様ゲームで、焦れったい蔵リンと謙也さんの仲を進展させんのよ☆)
ユ(おぉ!さすが小春っ!俺らはアイツらのキューピットっちゅー事やな☆)
小(ほな、ユウ君頼んだわよっ☆)
ユ(任せときっ☆)
以上。2人の愛のアイコンタクトをお送りしました。
小「ささ、取り敢えず引いちゃって♪」
一斉に割り箸を引く四天宝寺R陣。
小「王様だ〜れだ☆」
ユ「俺やっ!」
小(ナイスよ!ユウ君☆やっちゃって!)
ユ(おう!やったるで☆)
ユ「ほな、DにFがキスや!」
銀「ワシや…」←D
金「ワイやで!キスなら知っとるわ!銀、ちゅーや!」←F
ぶちゅーぅ☆
蔵謙健(((金ちゃん、やりおったぁぁ!って、キス知ってたんか!)))
放心状態の銀。満足気な金太郎。
小(掠りもしてないやないのっ!)
ユ(これ、考えたら2人当てるんむっちゃムズいで!)
小(こうなったら、数こなすしかないわね!)
★2回戦
ユ「ほな、次や!王様だ〜れだ!」
光「俺っスわ。…そうっスね。ほな、AがHの服を脱がす」
小ユ((ナイス命令☆))
オ「…俺か」←A
小「あら、私やないのぉ」←H
小ユ((また掠りもしとらん!)))
ユ「って、小春か!浮気か死なすどっ!」
小「優しくして〜ん、あぁ〜んvV」
オ「ちょ、動くなや…」
小春のシャツの釦を外すオサム。何故か、クネクネしだす小春。
蔵「なんやろ……犯罪クサいでオサムちゃん…」
光「………キモいっスわ(パシャッ)」
謙「自分が命令したんやろ!」
キモイと言いつつ、携帯を片手に写真を撮る財前。
ユ「気ィ取り直して、次いくで!」
★3回戦
小「王様だ〜れだ☆」
謙「よっしゃ!俺や!」
小ユ((アホー!お前が王様引いたらアカンやろっ!))
2人の心の叫びも虚しく、謙也が命令を下す。
謙「ほな、CにGが飴ちゃんを口移しや!」
千「俺ばい」←C
蔵「なんや、千歳か」←G
小(やっと掠ったわぁ☆)
ユ(いやいや、相手が謙也以外って意味ないやん!謙也はなんちゅー命令しとんねん!)
蔵「自分、何味がええ?」
千「ん〜。白石の好きな味で良かよ」
蔵「ほな、はちみつレモン味で」
銀「これは、金太郎はんは見たらアカン」
金太郎の両目を両目で隠す銀。
蔵「自分、目瞑りや………」
白石の言葉に目を瞑る千歳。飴を口にくわえたまま、白石は千歳の肩に手を置きどんどん距離を縮めていく。
ちゅ…カラン…
光「…千歳先輩、ズルいっスわ(パシャッ)」
そう言いつつ、また写真を撮る財前。
千(謙也に悪かねぇ〜…すまんばいw)
ユ「ほ…ほな、次や!」
★4回戦
ユ「王様だ〜れだ!」
小「私よ〜☆」
ユ(小春!ここで決めるんやっ!)
小(アイアイサー☆)
小「@とBがEに愛の告白よ☆」
ユ(3人指名しよった!さすが小春や!)
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