stay on...

□Ein Arzt und ein Professor
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…まぁ、時の流れとは早いもので私は小五になった。
児童会も変わり、私は健康委員から代表委員へと移った。
ちなみに代表委員は生徒会で言う執行、だけど広報みたいなものだ。
だから放送が主な仕事になる。

『…そっか、比呂君は環境委員になったんだ』

比「えぇ。貴方に言われた通り、私にはこちらの方があっているようです」

小五にもなり、クラス替えはあったものの、柳生とはまた同じクラスになった。
呼び方も、前までは苗字で呼びあってたけど、名前で呼ぶようになった。(ちなみに比呂君が名前で呼んでいいって許可をくれたんだよ)

『うんうん。児童会もなにも、自分にあったものを選んだ方がいいからね。ちなみに私は代表委員になったよ』

比「放送、やってみたいと言っていましたもんね」

『まぁね』

比呂君…比呂士でいいや。
比呂士とは色々と話し合える仲になれたみたいだ。
どちらかと言えば、私からより比呂士から相談してくる事も多い。

…前世にも、一人、比呂士とは似ても似つかない子が居た。
彼女も、私には色々相談してきたものだ。
ただ、それは他の人が居ない時だけ。
…私の言う事は、たまに無視されたんだ。

比「…華南さん?」

『あ…、…えっと、何の話だっけ』

比「…何かあったら相談してくださいね。私に出来る事でしたら、力になりますから…」

『うん、ありがとうね』






…ごめんね、信用、しきれてなくて。








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