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□サドずきん〜もしも沖田が赤ずきんだったら
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ある日のこと。

母「…あの〜すいません、セリフの前に一ついいですか?
少々ドSって一体どのくらいドSなんです?」

え、そこ気にする?もっとツッこむとこ他にあっただろ。

母「そもそも“少々”と“ド”って一緒に使えないでしょう、対義語でしょう」

…もういいじゃん。ちょっと間違ったんじゃん。先進もうぜ、な?

母「気になって先へ進めません、
リタイアしますか?
→ハイ イイエ 」

何でちょっとRPG風!!?
おい、いい加減にしろよ お妙。
お前いつもそんな突飛なボケしないだろーが、常に冷酷なボケしかしないだろーが。

母「あら、聞き捨てならないわね
それじゃまるで私が冷たい人間みたいじゃない」

え?何?それボケですか、お妙さーん!笑えねーよ!!

母「…姿が見えないからって調子に乗りすぎじゃなくて?ちょっと降りて来なさいチンカス」

っっは!今回の俺ァ天の声なんだよ!!てめーらのいる、うるせえ地上になんて降りたかねぇわ!!悔しかったらここまで上って来やがれぇ!!

母「上等だ我ボケェ!!そこで待ってろ、今すぐ行ってやる!そして今すぐ逝かせてやるァ!!」

ひィ…!お、落ちつけ!言い過ぎた!!悪い!!

「ちょ、旦那ァ、早く進んでくれやせん、こっちは暇なんですが」

悪い悪い、えーっと、
どこまで行ったっけか。
ああ、ココだココ。じゃ読むぞー。

「グダグダだな…、これ銀さんにナレーション任せてよかったの?」

うっせえメガネ、引っ込んでろ!!てめーの出番はまだだ!!

「旦那ァ!!」

わーかった、わーかった!!
進めるから!!えーと…

ある日のこと。

「まだそこかよ」

うっせえ!!

母「赤ずきん、これをおばあさんの家まで届けてちょうだい」

赤「…つーか今更だけど俺女役?…ま、いいや、で?どれを届けるって?」

母「このワインと卵焼きよ」

いやどんな組み合わせだ!!
ワインとパンだよ!パン!!
西洋の食べ物と西洋の飲み物!!

赤「分かりやした、ダークマターと醤油ですね」

飲めってか!醤油飲めってか!!
お見舞いだっつってんだろ!!なんだそのメニュー!!
体に悪いもん代表だろーが!!

母「あら、卵焼きは体にいいわよ」

普通はね!ただ君の場合ちょっと普通と違うってゆーか、ちょっと卵焼きと違うってゆーか!!

…もういいや、どうせこれ食うのクサレマヨだろ、いいや、そんまま進めコノヤロー

赤「おばあさんの家に届けりゃいーんですね」

母「ええ、お願いするわ
途中で道草食ったり、おばあさんを暗殺したりしちゃダメよ」

赤「暗殺の方は約束できやせんが道草は多分大丈夫でさぁ、
じゃ、行ってきやーす」

こうして赤ずきんは、森の向こうにあるおばあさんの家へと向かいました。

赤「さて、


……寝るか」

待てェェェェェ!!!

おまっ、今大丈夫っつったところだろ!!いきなり約束破ってんじゃねーよ!!

「大丈夫大丈夫、ちょっとだけだって、心配いりやせん …Zzz」

オイコラァァァァァァ!!!!
寝るんじゃない!!
アイマスクをはずしなさい!!
…赤ずきんははずすんじゃない!!!
それ取ったらもはや何の話か分かんねーよ!!!

「最初っから分かんないアル、
何アルか、このグッダグダ話」
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