BOOK1
□偶然という名の過去
4ページ/6ページ
「あのさ、とりあえず君が何なのかくらい教えてくれないかな?」
「・・・分かりません」
分からない?
しょうがない、か・・・
弓親は、相手が何なのかを探るのはやめることにした。
「じゃあさ、」
そう言って、ふわりと、浮き上がる。
「せめて、面と向かって話してくれないかな?」
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ