【BL】オリジナル

□3日目
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『…ッぁ…ぅっ、ふ…ッ!』


先程から厭らしく首、鎖骨、胸、脇腹、腰、太股などを舐めてくる岸沼


だが、自身には触れてくれない


もどかしい快感が坂野を襲う



「…」


何も言わない岸沼




『ぁ…ぁ…あ、ぅっ…』



着実に自分の感度が上がってるのが実感できる



『…ぁ、やだ…ッも、やだ…!』


「なにが」


冷たく問う岸沼



『〜〜…ッ』


わかってるくせに…!


「なにが嫌なの?
じゃあやめる?」



『や…!やめな、いで…ッ!』


「じゃあなにが嫌なの?」


『…ッ下…!触っ…て!』


「下…?」


太股を厭らしく撫でる岸沼



『ひ、ぁ…ちが…ッ違う…!』



「じゃあどこ?」



自身に触れるか触れないかというところで手をとめられる



『ん…ぅ…ッお、おち…ッん…ち…ッ』



「ん〜?
なぁに?」


堪えきれない笑みで口を歪ませる岸沼



『ぁ…ぅ、おち…んち…ッん!触ってぇ…!』



顔を真っ赤にしながら必死に懇願する坂野


「早く言えばいいのに。」


勝った。と、言わんばかりの笑顔で既に勃ち上がった自身にようやく触れる


『あ…ッぁ…ッうぁ…ッ』


坂野は快感の余りだらしなく口を開け、口の端からは涎が垂れている



「そんなに気持ちいいの?」


『あ、ぅん…ッきもち、い…ッはぅ…ッ!』


やわやわと自身をもみしだかれる


だが、それだけでは絶頂を向かえることは出来ない
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