【BL】オリジナル

□5日目
1ページ/4ページ



『…ふっ…ぅ…ん…ッ』


中野「じゃあこの問いを…坂野解け」


『…ッ!!?
…ッわ、かんなっです…っ』



今朝学校にくるなり岸沼に無理やりナカにローターを突っ込まれた

そして根元は紐で結ばれている

ナカのものが雄の形でなくてまだ良かったと思った俺は十分岸沼に毒されてると思う



中野「何言ってんだ坂野これ得意だろ?」


相澤『…』


『ん…ッわかんなっ…』


相澤『センセー、坂野具合悪くて授業聞いてなかったってさー』


中野「あ、なんだじゃあ保健室行くか?」



チャンスだ…ッ!!



『保健室…行きたいで、すっ…!』


中野「なんだお前本当に具合悪そうだな。
早く行ったほうがいいぞ。」



我が親友相澤に感謝をして教室を出ようとドアを開けた



『!!!』


「よぉ…。
俺との約束忘れたわけねぇよなぁ…?」



岸沼がドアに寄りかかって坂野を待っていた


だからドア側の女子が騒いでたのか



『岸沼…ッあの、ちが…っ!』


「保健室とかトイレに行くなっつったよな?」



腕を引かれ、男子トイレに連れ込まれる



『あっ…でも…ッ!もっ、むり…ッ!!イきた…ッ』


「我が儘言うんじゃねぇよ」



お前の我が儘だろ…ッ!!



『ふっ…あ、ゃっ…岸沼っ…』


「約束破ろうとした罰。
今日家に帰るまでイっちゃダメ。」


『…ッ!?むり…ッ!むりぃ…ッ!!』



なんで、なにも悪いことをしていないのにこんな仕打ちを受けなきゃいけないんだ


岸沼は本当にただ、楽しんでいるだけ



『嫌い…ッ岸沼っ…嫌い…ッ!!』


「…ッ!!!」


『岸沼っ…なんか、だいっ嫌いだ…ッ!!』



足をガクガクと震わせて言っても全然怖くはないが、岸沼には十分すぎるくらい効果的だった



「…」



岸沼が黙ってスイッチを消した



『…ッ
…岸沼…?』


「ごめん…」



そう言うと坂野を強く抱きしめた



『ん…』


「じゃ、帰るか」


『…はっ!?』



半ば引きずられながら家に連れて行かれる坂野

俺は早退になっているが、岸沼は無論サボりだ
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ